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Round 3 - 4 - 5 富士2010.6.11-12
● Round3予選上位
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● Round 3決勝上位
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●3レース制富士で6人のウイナーが誕生!
 蒲生尚弥が初優勝、野尻智紀も2勝目飾る

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 第3戦決勝中のベストラップ順でグリッドが決まった、この第5戦。そのフロントロウに並んだのは関口雄飛と安田裕信。この週末優勝を飾っているドライバー同士とあって、その攻防に注目が集まったが、さらに3番手の蒲生尚弥に続いたのはNクラス勢。野尻智紀と三浦和樹がクラス最前列を手にし、さらに中山雄一、山内英輝、千代勝正、佐々木大樹、ギャリー・トンプソン、野呂立、西本直樹、リチャード・ブラッドレー、石川資章と、またも両位クラスが入乱れるグリッドとなった。
 雨の気配すら漂う、午後4時43分。今週末最後の第5戦がスタート。フロントロウの関口と安田が激しく競り合いながら、もつれるように1コーナーへ飛び込むが、両者はブレーキングで止まり切れずアウトへはらんでしまう。
 その間隙を突いてトップに立ったのは蒲生尚弥。蒲生に続いたのは態勢を立て直した関口で、山内、安田らが続く。ここまで苦戦を強いられていた蒲生だったが、トップに立つと7〜8周目あたりから徐々に2番手関口を引き離して行く力強いレースを展開する。
 2番手関口を挟み、3番手を走行していた山内に、追い上げて来た安田が1コーナーなどでオーバーテイクを試みるが、山内も冷静に対処しポジションは変わらない。しかし、ついに17周目のダンロップコーナーで山内のインを突いた安田が、3番手に復帰を果たすも、この時点で関口は2秒1、さらに蒲生は6秒3も前方におり、安田の挽回もここまで。
 結局21周を逃げ切った蒲生は関口に4秒5の差をつけて初優勝。2位でチェッカーを受けた関口だったが、スタート直後の安田との攻防で幅寄せ行為があったとして、60秒加算のペナルティーを受けてCクラス6位に後退。安田が2位、3位には山内。ブラッドレー、西本が4〜5位となった。
 一方、Nクラスではスタートで野尻、三浦がポジションを守るが、トンプソンが猛然と追い上げ2周目に三浦をパスし2番手に浮上すると、トップの野尻に肉薄。その背後では、千代、三浦、中山らが激しい攻防を展開する。
 5周を過ぎたあたりから、さらにトンプソンが三浦とのギャップを詰め、コンマ数秒差の肉弾戦となったが、この2台の戦いは13〜14周目あたりまで延々と続けられることに。しかし、順位を入れ替えることのないまま、終盤にはトンプソンがややペースを落とし三浦が逃げ切りを果たすことに。
 3番手争いも熾烈を極めたが、結局千代が中山を抑えて表彰台に。佐々木、三浦、野呂、石川が5〜8位となった。
 今季初の3レース制となった今大会、終わってみれば6戦すべてで顔ぶれの異なる、6人のウイナーが誕生する結果となったが、次戦の舞台も富士。再びの好レースが期待される。




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第5戦 決勝正式結果表
Pos. No. Cls. Driver Type Team/Car Laps Total Time "Ave. km/h" Gap Best
1 1 C 1 N.Gamo
蒲生 尚弥
DALLARA F308 PETRONAS TOM'S F308 21 33'56.068 168.888 1'36.456
2 12 C 2 H.Yasuda
安田 裕信
DALLARA F309 ThreeBond 21 34'02.701 168.340 6.633 1'36.271
3 5 C 3 H.Yamauchi
山内 英輝
DALLARA F308 PLANEXハナシマ F308 21 34'04.406 168.200 8.338 1'36.701
4 36 C 4 RICHARD
BRADLEY
DALLARA F308 P ETRONAS TOM'S F308 21 34'07.741 167.926 11.673 1'36.716
5 8 N 1 T.Nojiri
野尻 智紀
DALLARA F307 HFDP RACING F307 21 34'27.383 166.330 31.315 1'37.940
6 20 N 2 Gary
THOMPSON
DALLARA F307 SGC by KCMG 21 34'29.709 166.143 33.641 1'37.701
7 23 N 3 K.Chiyo
千代 勝正
DALLARA F306 NDDP RACING 21 34'33.531 165.837 37.463 1'37.933
8 37 N 4 Y.Nakayama
中山 雄一
DALLARA F306 TDP SPIRIT F306 21 34'34.566 165.754 38.498 1'37.876
9 19 C 5 N.Nishimoto
西本 直樹
DALLARA F306 SGC by KCMG 21 34'36.588 165.593 40.520 1'38.132
10 22 N 5 D.Sasaki
佐々木 大樹
DALLARA F306 NDDP RACING 21 34'44.244 164.985 48.176 1'38.310
11 7 N 6 K.Miura
三浦 和樹
DALLARA F307 HFDP RACING F307 21 34'45.546 164.882 49.478 1'38.589
*1 12 50 C 6 Y.Sekiguchi
関口 雄飛
DALLARA F308 B-M AX F308 21 35'00.569 (34'00.569+60秒)
1'36.374
13 77 N 7 T.Noro
野呂 立
DALLARA F306 CMS☆WAKOS☆F306 21 35'07.454 163.168 1'11.386 1'39.657
14 6 N 8 M.Ishikawa
石川 資章
DALLARA F306 コルサ・スクーデリア F306 20 33'56.956 160.750 1Lap
1'40.369
以上完走 (規定周回数 18Laps)
*1 CarNo.50は、公式通知23により、競技結果に対し、60秒加算及びペナルティポイント1点とした。
レース中のベストタイムは (C) 12 H.Yasuda/安田 裕信 / ThreeBond 1'36.271(3/21)170.631 km/h
  (N) 20 Gary THOMPSON / SGC by KCMG 1'37.701 (4 / 21) 168.133 km/h

   
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