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坪井がポール・トゥ・ウインで12勝目
ついに2018年のチャンピオンを獲得!

坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 2日間に渡る専有走行を経て、全日本F3選手権第7ラウンドは大会3日目の9月29日(土)を迎えた。この日は午前8時から公式予選が、そして午前11時25分から第15戦が、午後3時40分から第16戦が行われるタイトなスケジュールだ。

全日本F3選手権第15戦 スタートシーン

 午前8時からの公式予選は、心配された雨は降らず、曇天ながらドライコンディションで迎えた。コースオープン直後から、非常にタイトな位置取りの攻防が行われたが、開始から5分というところで、馬の背で大湯都史樹(TODA FIGHTEX)が、アタックに入っていた河野駿佑(HubAuto F318)と接触。河野がストップしてしまい、赤旗が提示された。

 再開後、今大会4セット使用できるニュータイヤを使ってアタックが展開されていくが、3セット目のニュータイヤを投入して激しいアタック合戦を制したのは坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)。コースレコードタイムとなる1分11秒871をマークし、第15戦のポールポジションを獲得。チャンピオン争いを優位に進めた。

 2番手に続いたのは宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)、3番手には笹原右京(THREEBOND)が続いた。4番手には大湯がつけたが、河野との接触によるペナルティで3グリッド降格に。また、5番手につけた阪口晴南(TODA FIGHTEX)も専有走行でのトラブルのためエンジン交換。5グリッド降格となっている。

■スタートを制した坪井がトップに

宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)

 3時間ほどのインターバルで迎えた第15戦の決勝。天候は変わらず曇天で、9番手スタートの根本悠生(Albirex-RT)がピットスタートとなったが、ドライコンディションなかでスタートを迎えた。「ホイールスピンした」と言いながらも、イン側を牽制しつつスタートを決めたのは坪井で、宮田が2番手で1コーナーへ。一方、スタートを決めたのは金丸悠(B-MAX RACING F3)で、こちらもホイールスピンしてしまった笹原右京(THREEBOND)をかわし、一気に3番手へ浮上する。

 しかし、5番手にポジションを落としていた笹原は、1周目に4番手に戻すと、2周目の1コーナーで金丸のインを突き3番手へ。金丸が4番手、大湯、片山義章(YTB F318)と続いていくが、3周目の1コーナーでは片山が大湯をパス。金丸を追った。

 このラウンドでチャンピオンを決めたい坪井は、序盤3周目に1分13秒216、4周目には1分13秒076、9周目には1分13秒075と周回ごとにファステストラップを更新。宮田との差も1秒程度に広げていく。ただ、5周を過ぎたあたりからはその差は大きく広がることはなく、レースは膠着状態となっていった。

 一方3番手争いも、宮田からは2秒ほどの差で笹原と金丸が1秒程度の差で周回。さらに4秒ほど離れて、片山、大湯、阪口という3台によるグループでのポイント圏内をかけた戦いが展開されていった。

■笹原が3位争いを制す

笹原右京(THREEBOND)

 トップを走る坪井は、ラップダウンでややその差を詰められながらも、終盤宮田とのギャップをコントロールしながら周回をこなしていく。一方、3番手争いは笹原と金丸が1秒ほどの差で周回を重ねていった。レースはファイナルラップに6番手を争っていた阪口晴南(TODA FIGHTEX)が3コーナーでスピン。また、三浦愛(EXEDY B-MAX F317)もコースオフを喫するシーンもあったが、坪井は盤石の走りでチェッカーを目指した。

 最後は宮田に対して0.313秒の差でチェッカーを受けた坪井は、ファステストラップの1ポイントも加え、12ポイントを獲得。この結果で、5戦を残して2018年全日本F3選手権ドライバー部門のチャンピオンを獲得した。

 2位は宮田、3位は笹原という結果に。4位は金丸、5位は片山となった。グリッド降格のペナルティがあった大湯は6位でチェッカーを受け、ポイントを獲得している。

 今回の第7大会で全日本F3選手権にデビューした小高一斗(Planex スマカメ・F3)はスタートで順位を落としたものの、7位でフィニッシュ。スピンから復帰した阪口は8位でチェッカーを受けた。また、ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)は今回も14位で完走。F3-Nの優勝を飾った。

リザルト・エントリーリストのPDFはこちらへ

全日本F3選手権第15戦 表彰台 大湯都史樹(TODA FIGHTEX) 小高一斗(Planex スマカメ・F3)
阪口晴南と藤波清斗 河野駿佑(HubAuto F318) 根本悠生(Albirex-RT)
山口大陸(タイロクレーシング28号) 三浦愛(EXEDY B-MAX F317) ジェイク・パーソンズ(NODAレーシング)


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