全日本F3選手権 第19戦決勝上位ドライバーコメント
■第19戦 優勝
宮田莉朋
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートから1周目はスリリングな戦いでした。3周目の1コーナーでハーフスピンしてしまって、そこまでにギャップを作れていたから良かったものの、反省点の残るレースになりました。この週末、雰囲気的には新品タイヤでの走行よりも中古タイヤでの方が調子が良くて、そういった意味では自分の中でも自信をもってレースに臨めました。明日も優勝とファステストラップを目指して走るだけです。今シーズン、週末を通してのフルマークというのをまだ達成できていないので、それを目指して、来シーズンに少しでもつながるレースをしたいです」
■第19戦 2位
サッシャ・フェネストラズ
(B-Max Racing with motopark F3/Car No.11/B-Max Racing with motopark/Spiess A41)
「今日のレースでは宮田(莉朋)選手を捕まえるだけのペースはなかったけれど、自分のできるベストを尽くしたよ。どのレースもそうだけど、スタートから1周目がとても重要で、今回も宮田選手の横に並びかけるところまではいけたものの、残念ながら抜くことはできなかった。今回はチャンピオンにふさわしいレースではなかったね。明日はチャンピオンらしい戦い方でシーズンを終えられるように頑張るよ」
■第19戦 3位
阪口晴南
(カローラ中京 Kuo TOM'S F317/Car No.37/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「宮田(莉朋)選手と(サッシャ)フェネストラズ選手の前に出るチャンスはスタートと1周目しかないと思っていて、スタートは良かったのですが抜けるほどではありませんでした。その後で宮田選手がミスしたことで3台の差が詰まって、またチャンスが巡ってきましたが、バックストレートがもう少し長ければフェネストラズ選手に切り込めたかもしれません。レース後半、フェネストラズ選手のペースが厳しくなっていったのは目に見えてわかったので、とにかく間合いを詰めてミスを誘おうとしましたが、やはりチャンピオンはそんなに甘くなかったです。宮田選手とのペースの差は一晩では埋まらないと思いますが、順位は逆転できる可能性があります。明日はなんとかスタートで前に出て、抑えきって優勝したいです」
■第19戦 Master Class優勝
DRAGON
(TEAM DRAGON F3/Car No.30/B-Max Racing with motopark/Spiess A41)
「予報が外れて晴れてきたのはうれしいですが、クルマのセットを大きく外してしまいました。レース後半にタイヤが消耗してきてからバランスが良くなってきて、さらにクルマが軽くなってきたところでタイムが良くなってきましたが、セットを外してしまっているので全体的なパフォーマンスとしてはダメでしたね。アジャストして、なんとか明日は13号車と競り合いができるように頑張ります」